トイレの便器内に付着した尿石の除去方法
小島お掃除商会です。
このところの現場でトイレのふちの裏側を鏡で確認しましたところかなりの割合で非常に大量の尿石が付着していることに気づきました。
これまでは便器の内側を上から目視しているだけでしたが油断しておりました。
若干の時間と手間がかかりますが直近の現場以降、基本的にトイレ用酸性洗剤のをつけ置きしまして仕上げに耐水ペーパーで汚れを除去しております。
使用する洗剤はトイレの尿石落としはリンダのトアレCが基本です。
ただこの洗剤は粘度(粘り気)が無いので便器の水たまり部分以外のつけ置きには非常に不向きなんですね。
そこでひと工夫をして洗剤を2種類ほど添加して粘度を付けて1~2時間つけ置きをしますと耐水ペーパー320番でこすり落とすことができる状態にふやけさせられます。
これからのトイレクリーニングは便器のふちの裏側の汚れ除去もデフォ(標準)にしていきたいですね!
トイレクリーニングのビフォーアフター写真①
トイレ便器内全体クリーニングのビフォー写真
おまけのトイレクリーニングのビフォーアフター写真です。
水たまりの中にも尿石が付着しております。
水たまりの水を抜く際はポンプやタオルを使用するよりもまずスコッチブライト8440に水たまりの水を浸して含ませてそれを水を含んだ状態でバケツに持ってきてスコッチを絞ってバケツに含ませた水を落とします。
スコッチにトイレ水たまりの水を含ませる→バケツに持って行って握り絞る、の動作を繰り返すとワンアクションで便器とバケツを往復できて短時間であっという間に水を空っぽにできます。
洗剤はトアレCに中性洗剤を添加して塗布しますと粘度が増してうまい事つけ置きができます。
参考。
リンダ・トアレC
トイレ便器内全体クリーニングのアフター写真
汚れを除去しました。
トイレの尿石落としは基礎の基礎ですがクリーニング技術の革新は私の場合かつてここからが始まりでした。
トイレクリーニングのビフォーアフター写真②
トイレ便器ふち裏クリーニングのビフォー写真
おまけのトイレクリーニングのビフォーアフター写真Part2です。
こちらはトイレ便器ふち裏のクリーニング前の状態です。
カメラで汚れを普通の正面からのアングルで撮影しずらかったので鏡に反射させた方を撮影しました。
トイレを使用する時は通常視界に入らない部分ですので案外汚れに気付かない人が非常に多いと存じます。
自分も実はかなり最近までここの汚れは気付かないでいました。
てかこうして鏡に反射させないとお掃除の時ですら視界に入らなったのです。
近年、フチなしトイレのクリーニング作業が増えましてフチなしトイレの場合は仕上がりの確認で鏡を使用して目視のチェックをしておりましたところ「ふちがあるトイレのふち裏はどうなっているのだろう」と言う疑念に駆られまして確認しました。
そうしたところ長年の重大な見落としに気が付いた訳でございます。
表面的なお掃除の技術力に溺れて油断をしているとこうした落とし穴にはまってしまうわけです(反省)。
トイレ便器ふち裏クリーニングのアフター写真
汚れを除去しました。
トイレ用の酸性洗剤トアレCを使用する前にまず特殊な配合をした洗剤の下塗りを数時間行います。
その後に仕上げ洗浄でトアレCを便器内側全体に塗布、使用しますとものの数分で汚れは簡単に除去できる状態になります。
ちなみにトイレクリーニングで使用する数種類の洗剤の内で一番強力なのはトアレCで他の洗剤の威力はこれよりも弱い製品を使用しております。
つけ置きしていた洗剤を流水で洗い流した後にパッドでこうしたふち裏含めて汚れ全体をあら取りした後に耐水ペーパー320番で仕上げ洗浄を行います。
ふち裏の汚れは付着の期間が長期間になればなるほど陶器の成分とくっついている面が化学的に一体化してしまうのでどうしても100%完全除去には至りません(写真で見ても若干汚れの残りが目視できます。力不足で申し訳ございません!)。
それでも概ね90%以上の除去率は達成できております。
写真が加工ややらせでは無いかと思われませんように今後はトイレ便器ふち裏のクリーニングのビフォーアフター写真は重点的に追加、更新していきたく存じます。
最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
ビフォーアフター写真はこちらにもたくさん掲載しておりますので是非ご覧下さい!
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