ハウスクリーニング作業日報【2024年3月版】

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○月○日浴室扉高品質洗浄ビフォーアフター写真(速報版)

直近の現場で水垢で真っ白になったアルミ製の浴室扉に当たりました。

こちらの浴室扉での当店でこの度新開発しました「浴室扉高品質洗浄」技術を駆使した仕上がりのビフォーアフター写真をご覧下さい。

浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングビフォー写真

まずはビフォー写真です。

アルミ製の枠全体に真っ白なカルキが大量に付着しております。

中側のパネルも成形色でよくわかりませんが石鹸とカルキで真っ白な状態のはずです。

おまけにカビも多めに生えております。

浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングビフォー写真

取っ手レバー部分の拡大画像です。

人の手で触る部分はカルキの付着度合いも強くなります。

浴室クリーニングアフター写真
浴室クリーニングアフター写真

こちらは洗剤をつけ置き後仕上げ洗浄後のアフター写真です。

念の為記しますが新品ではありません

ぱっと見のスッキリ感は同業者さんの仕上がりの追随をそうは許さないレベルです。

特筆すべき点はパネルの洗浄度合いが抜群な点です。

当技術で洗浄を行った場合洗剤の石鹸かすに対するアプローチが非常に強力です。

洗剤つけ置き後の仕上げ洗浄においては仕上げ洗浄の開始時点で石鹸が完全にとろけた状態でスコッチで軽くこするだけでここまでの仕上がりに持って行けます(カビの除去ももちろんです)。

浴室クリーニングアフター写真
浴室クリーニングアフター写真

扉の取っ手部分の拡大アフター写真です。

ほぼ完全にカルキを取り切っております。

上側パネルの液体が垂れたような跡はおそらく以前の掃除屋さんが強力な漂白剤を使用して汚れとカビを除去した残りだと思われます(苦労の跡が伺えます)。

真っ白だったカルキもパネルに付着した石鹸かすと同じで軽くスコッチでこすっただけでドロドロの石鹸みたいな状態になって簡単に除去できます。

力任せのパッド頼りのクリーニングでなく洗剤による化学的なアプローチで根源的な汚れ除去を実現したクリーニング技術です。

別ページの独立したビフォーアフター写真コーナーにて後日可能な限り撮影画像を使用してビフォーアフター写真を交えて詳細を記した記事をアップ致します。

○月△日春一番に乗って

先日去年秋口より定期清掃現場で見守り続けてきたアゲハ蝶のさなぎがついに羽化しました。

掃除をしながら水がかからない様に結構気を使いましたので肩の荷が下りました。

思えば緑色の芋虫がキンカンの木を降りて何メートルも離れたところをウロウロしていたんですよねえ。

結構木から離れたところに何個か蛹を見つけました。以下。

画像を拡大するとわかりますが中身はもぬけの殻です(自動ドアに張り付いてました。物好きな奴・笑)。

こちらは依然貼り付けた画像のアフター写真です。

もっとあったかもですが全部で5個見つけました。

うち無事羽化できたのは3個でした。

今年は年明けあたりに植栽に肥料をきちんとまいてキンカンが美味しく実ってすごい数の鳥が集まっちゃったんですよねえ。

おかげで宙ぶらりんで頑張っていたのはいつの間にか姿を消していました。

木の葉の擬態も頭のいい鳥には結構見破られるのかもしれません。

もう一つはかなり足元の高さの植栽に張り付いていましたが年明け位に早々に無くなってました。

たしか突風が吹いた次の日です。

統計的に(何個かですが)高さが高いところで蛹化したのは無事に羽化にたどり着いていたような気がします。

そうした場所取りも幼虫同士で争っていたのでしょう。

興味深いのは羽化した時期が全て先日の春一番の数日(ほんの1~2日位)前だった事です。

おそらく気温の変化で何かしらの能力で春一番が吹く直前に羽化して風に乗って遠くに移動する算段だったのだと思います。

気象予報でもなかなかできないすごい予知能力です!

あんまり飛ばされすぎなければいいなと心配もしましたが・・・。

人生の春も頑張ってたどり着ける人がいればあんまり動かなくても向こうから近寄ってきたり様々だと思います。

案外頑張りすぎず果報は寝て待てもいいかもしれません。

○月□日エアコンクリーニングのワンポイント(同業者さん向け。コロナ製)

先日の現場でコロナ製のエアコンをクリーニングしましたところ事前の動作確認では問題が無かったのがクリーニング後にエアコンが動作しないという危機に直面しました。

コロナエアコン
コロナエアコン

製品はこちらです。

型式の撮影をし忘れてしまったのですがコロナのCSHシリーズのいずれかだと存じます。

大体8年位前のモデルです(これは記憶してました)。

エアコンは早ければ5~6年位で故障が出始めます。

「これは困ったな、経年劣化とはギリギリ主張できるけどこのスパンでは確率的にあんまり無いよな、相当運が悪かったのかな、値段はホムセンとかですごい低価格で売ってるからな、品質的な物かな」等の思考が脳内を駆け巡りました。

「まずリモコンは受け付ける、ルーバーは動くから基盤的に断線の確率はほぼゼロ%だよな」と分析。

興味深いのは送風ファンが動かないのに室外機がそれはもう全力回転ですごい勢いで動作していた事です。

これでますます基盤の異常故障は原因から除外されます。

そうしますと「配線部分やファンのモーターに水がかかってショートしたとか、、、いや絶対にそれは無い」と目視でまじまじと確認して確信しております。

送風ファンのモーターは相当エアコンの内部に取り付けられております。

ここにクリーニング作業で簡単に高圧洗浄機の水がかかるようだとこれはもう全てのエアコンでクリーニング作業でモーターに水がかかるという危機が到来してしまいます。

「断じて通常以上の異常な追い込み方はしていない、ファンとは平行に高圧洗浄機のシャワーをかけてモーター側に向かって斜めに水流はかけていない」と記憶と向き合って確信、確認しました。

実際それほどこの時点のクリーニングにおける作業は細かくデリケートではありませんから。

こうした場合そうなると一番有効な手立てはコンセントを抜いてほっとく、です。

このようなケースでパニクって平日日中でメーカーに救済の問い合わせの電話を入れたとしてもオペレーターさんからは必ずと言っていいほどこれを言い渡されます。

まあアース線が本体からコンセントのアースにつながっていればコンセントは抜かずに機械的に基盤のリセット、余計な電流の除去などを行ってもらうのもありなのですが。

しかしながらコンセントを抜いて10分位様子を見て基盤のリセットを2回程繰り返しましたが復旧には至らず。

こういうのってメーカーによっては翌日とかで復旧する事もあるので、ここまで来て今日はあきらめて電源抜いてこのままにして明日ダメなら報告しようかな、と思って他の作業に従事しました。

そうこうしている内に2~3時間ほどした後にふと思いついたかの様に念の為懲りずに確認(←当日中にケリをつける事をあきらめきれていない)。

自動のモードで電源を入れたところすぐさますごい勢いでファンが回転し始めてくれました。

原因を分析しますとクリーニングによって入り込んだエアコン本体内の湿気が原因と言う結論になります。

時間がたってエアコン内部の水気が蒸発してくれて機械が復旧に至ったわけですね。

お部屋も日当たりが良かったので室内の気温も高かったことと思われます。

これは感電等のトラブル防止のためにメーカー側がこうした防護措置を機械に組み込んでいるものと思われます。

一見でたらめな不具合に思われますが実は事故防止においては非常に大事で優秀な仕組みですね。

以前ダイキンのエアコンで原因がエアコン内部のクリーニングによる水気と言う同じ様なケースに遭遇した事を思い出しました(この時は翌日の朝に復旧しました)。

エアコンクリーニングではきちんと過不足無い作業をしてもこうした事例に遭遇する事が有ります。

同業者さんは慌てずにご家庭等でも冷静になって「一晩様子を見て下さい。2~3日たっても復旧しなければその時点できちんと故障扱いでご対応しますと」お客様に説明して下さい。

そう考えると真夏でエアコンが動作しない日が出て来ることは住んでいる方にとって非常に酷な状況です。

エアコンクリーニングはご家庭では理想的には春か秋に行うのがやっぱりベストなのかもしれませんね。

○月◇日浴槽水垢完全除去&浴室扉高品質洗浄のビフォーアフター写真

今回は直近の現場で撮影しました浴槽水垢除去と浴室扉の石鹸かす除去のビフォーアフター画像を紹介したいと思います。

18年間の修行の結晶です。

①浴室浴槽水垢完全除去

まずは浴槽清掃のビフォーアフター写真からです。

浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングアフター写真
浴室クリーニングアフター写真

PC画面ではカラムで並列に表示して見ました。

スマホは縦長の画面なので上下に表示されるはずです。

PCでもブログでのビフォーアフター写真の紹介は画像は上下並べて文章を間に挟む形式が多いですよね。

ビフォーアフター写真専用ページ用の画像も大量にストックしてあるのですが記事の下調べがまだ済んでいないのでまずはこちらで別の画像で紹介する事にしました。

ビフォー写真の水垢は普通の水たまりでなく完全なシリカスケールの水垢です。

触ってみてもうカチコチでした。

アフター写真では仕上げ洗浄の前に洗剤を数種類業務用有名メーカー品の物をブレンドしてまる一晩つけ置きしてダイソーコゲ取りスポンジで汚れを除去した物です(非常にざっくり説明)。

ちなみにこれに更にもう一段洗剤を塗布すると浴室扉高品質洗浄になります。

使用する洗剤は全て防腐剤が添加されてますのでこれまでの所設備にやけやはがれ等の悪影響が出たケースはゼロです。

浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングアフター写真
浴室クリーニングアフター写真

同じ現場ですがアングルを変えてみます。

アフター写真にはよく見ると以前の清掃で付いた大きな傷が見えます。

こちらで画像がAIによる加工ではない事がご理解頂けると存じます。

水垢の付着は通常より非常に強固で仕上げ洗浄時の汚れの除去は苦労しました。

②浴室扉高品質洗浄

次は今般新しく開発しました浴室扉高品質洗浄技術を使用した浴室扉のビフォーアフター写真です。

浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングアフター写真
浴室クリーニングアフター写真

まずは全体画像です。

下側パネルの白い部分はほぼ全体に石鹸かすが付着した状態です。

アフター画像はほぼ新品同様に汚れをリセットできております。

設備が新しめですが美観は維持した状態で汚れのみをきちんと除去しております。

浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングビフォー写真
浴室クリーニングアフター写真
浴室クリーニングアフター写真

あんまり内容が変わりませんが若干アップで撮影したビフォーアフター画像です。

もう少しどアップでも撮影しておくべきでした。

不覚でした。

洗剤のつけ置きはまる一晩つけ置きまでは通常の水垢除去と変わりません。

しかしながら仕上げ洗浄時に若干強めの洗剤を数分間つけ置きする事でパッドによる力作業でなく洗剤による化学的なアプローチで石鹸かすもドロドロになってさっとパッドをかけるだけで簡単に落ちてくれます。

パッキンなどの隙間に入り込んだ頑固な水垢も相当な汚れの付着、堆積量でもブラシを軽くかけるだけで8~9割方除去できます。

お風呂場掃除においてしゃがんで扉に向かって扉の足元の汚れを掻き出し除去するだったり浴室設備の中で腰を曲げながら腕に力を込めて壁や蛇口の汚れを除去する等の各作業は見た目以上に非常に苦労と疲労を伴います。

原状回復クリーニングで生まれる疲労の割合の約半分はお風呂場掃除での作業と言っても過言ではありません。

これがほぼほぼ解消された感じです。

浴室扉清掃の新技術を作業で導入して以後、家に帰ってからの疲れの度合いがまるで違うんですね。

まさに職人寿命が10年は延ばせたんじゃないかと喜び、安堵しております。

こうした技術のイノベーション、技術革新でこれからも自分の健康も助けつつお客様に対してもさらなるお役に立ちながら日々のお仕事に勤しみたいと存じます。

○月▽日三菱製ノーマルエアコンの分解の解説

本日は直近で行いました三菱製お掃除機能無しのノーマルエアコンの表面カバーの分解手順をご紹介します。

①エアコンの機種

モデルはこちら。

エアコン分解画像
エアコン分解画像

三菱のMSZシリーズです。

型番はMSZ以下色々ありますが同型の物は応用を聞かせて分解が可能と存じます(スマホアプリで画像を縮小したらオリジナルの画像も不鮮明になって型番を確認できなくなってしまいました。涙)。

②本体下側の角のカバーを外す

この機種は通常のエアコンよりもカバーの構造が複雑です。

本体のカバーを丸ごと外せません。

まずは本体カバーの下側の両角の小型のカバーを外します。

このモデルは本体カバーの取り外し方法はお掃除機能付きエアコン並みに厄介です。

エアコン分解画像②
エアコン分解画像②

まずは①の向かって右側の小さいカバーを外します。

右側のは割と簡単に外れます。

向かって左側はカバーの形状が配線の化粧カバー内部の各種配線に引っかかって外れにくいのでとりあえず画像の様にばらして付けたままにします。

③底面カバーを外す

次は本体下側の底面カバーを外します。

エアコン分解画像③
エアコン分解画像③

底面カバーは左右の爪で角のカバーに取り付けられておりますが手前やや下向きに引き出す様に引っ張るとスムーズに外せます。

④本体下側左角のカバーを外す

向かって右側角カバー、下側底面カバーが外れました。

ここまで来たらあと少しです。

ここで本体向かって左下の角カバーを外します。

エアコン分解画像④
エアコン分解画像④

左下角カバーを外す時は本体(本体カバーでなくエアコン本体そのもの)を上に浮かせながら外すとカバーが配線の引っ掛かりをよける事が出来てスムーズに取り外しができます。

エアコン分解画像⑤
エアコン分解画像⑤

左下角カバーを外した後に最後に本体カバーが外せました。

取り外しの手順はスマホやデジカメで撮影しておくと組み立ての時にわからなくなると言う事が防げます。

ルーバーは中央取り付け部分がボタンで外しにくくなっているので取り外しは避けた方が無難です。

送風口の形状はシンプルなのでこの部分の養生は苦労が無いと存じます。

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