水回りクリーニング全般の質問と答え6「ハウスクリーニング業者さんがクリーニング作業で一番苦戦する水回りの場所」

一般的にハウスクリーニング業者さんが一番清掃で苦労をするのはお風呂場の水あか落としです。

お風呂場の設備に付着した水あかは水あかが設備に付き初めで付着の度合いが弱い内は業務用で販売されている酸性洗剤を使用して強力なパッドを使用すれば単純な工程で楽に汚れを除去する事が可能です。

金属製の蛇口などはそれが顕著です。

しかしながら昨今の主流である柄付きの壁面アクセントパネルは自浄が違ってきます。

アクセントパネルはあまり固い素材で製造されていない設備でそうした力に頼ったお掃除をしますと汚れと一緒にパネルの素材表面まで一緒に削れてしまいます。

かといって壁の素材を傷めない様に今度は洗剤や道具を威力の無いものに変えたとします。

そうしますと今度は汚れを落とせないと言うジレンマに陥ります。

ハウスクリーニング業者さんは、そうした(命名)浴室のジレンマにどこも苦心をしております。

下記の内容はこれの典型的なケースです。

このジレンマの典型的な光景を見た事が有ります。

某プラットフォームさんが運営しているYouTube動画で当時イチ押しされていた水回り清掃の業者さんの事を取り扱った動画です。

動画では浴室設備のクリーニングで汚れを落とすのに超強力洗剤を使用しておりました。

浴室設備の外したパーツや浴室内の各設備に秒単位で洗剤をつけ置きしてました。

その後すぐにあわててシャワーで洗剤を洗い流すなどの作業をしておりました。

これはまさに浴室設備にも人体にも危険な作業の綱渡りです。

自分もこれを見ていて荒業と思いました。

とてもじゃないですが危なっかしくてとても見ていられないと見ていて思いました。

汚れが落とせるからと言って硝酸が原料の酸性洗剤やフッ化水素アンモニウムが含まれる強力タイプの洗剤を使用する業者さんが時折おられます。

これが空気と触れて自然に分解する、原液で使用しても設備を傷めない物と販売するメーカーさんが保証しているものでない限り人体への影響(皮膚と呼吸器系に対する)と設備の腐食等の観点からとても感心できないと存じます。

ちなみに当店におきましては長年の現場の経験からくる知恵と工夫で設備と人体に安全で汚れのみを効果的に除去する高性能洗剤を配合、開発してこれを使用しております。

もう何年も自分自身で使用しておりますが健康被害はゼロです。

それはそうです。

有名メーカーが水回り用に人体と設備に対する長期的な悪影響が無いと保証した業務用洗剤のみで作業をしてますから。

過去には日程の都合で飛び飛びに入った現場でインターバルを含めたまる二日間浴室で洗剤のつけ置きをした現場がありました。

それでも浴室設備にはノーダメージで無事に完了できました。

洗剤は浴室設備に塗布して数時間もしますと刺激成分も収まりまして素手で触れるようになります。

使用調合する洗剤には全て防腐剤が添加されておりますので設備にはノーダメージです。