洗面ボウルの素材ってどんなのがあるの!?
洗面ボウルにも様々な素材のものがあると思います。
それぞれの特徴やそれに基づく購入時のポイント、選び方を教えてください。
(東京都足立区A様よりのご質問)
洗面ボウルの種類、色々あります!、以下ご覧下さい!
洗面ボウルでよく採用される素材としてはFRPプラスチック、陶器、まれに人造大理石などがあります。
それぞれ個別にご説明致します。
①FRPプラスチック製の洗面ボウルについて
まずFRPプラスチックは堅めのパッドが汚れに入りやすいなどの日常清掃のしやすさでは随一です。
しかしながら素材表面が比較的柔らかく金属材料が多く含まれるスポンジパッドで力一杯こすると傷が多く入ってしまいます。
作業時は十分ご注意の程をお願いします。
②陶器製の洗面ボウルについて
陶器製洗面ボウルを使用するメリット
次に陶器についてです。
陶器を素材とする事のメリットは何といっても素材の表面が非常に丈夫ということです。
陶器は材質の特性上100年単位で分子構造の安定性を保ちます。
日本の陶器の製造技術は世界最高レベルと言っても過言ではありません。
洗剤に対する耐性が非常に強いです。
洗剤や空気、水道水等による化学変化を起こしずらいです。
そうした面での耐久性が1000年でも楽勝とも言われております。
酸、アルカリ、塩素等の各種強力な洗剤に対して強力に安定性を保ってくれます。
陶器製洗面ボウルを使用するデメリット
デメリットとしてはFRPプラスチックの様にスポンジ及びパッドを表面に作用させずらい点です。
陶器表面に強い金属パッドを入れて力一杯こすって汚れを落とそうとすると表面が傷だらけになったりします。
また陶器表面の状態によってはメタルマークと言う黒いこすった跡が形成されたりして美観を非常に損ねてしまう事が有ります。
ですので日常のお掃除をさぼって水あかが強く付着してしまうと家庭用の洗剤と道具ではきれいにする事は難しくなってしまいます。
陶器製の洗面ボウルは日常清掃においては激落ちくんメラミンスポンジを水に含ませてそれでボウル表面をこすって水ぶきをして下さい。
1日の終わりは水分がなるべくボウル表面に残らないようにして下さい。
水分が常に多量に残りますと鏡のウロコの様な状態をボウル表面に作ってしまいます。
③人造大理石製の洗面ボウルについて
人工大理石製洗面ボウルの概要
最後に人造大理石についてです。
これまででこのお仕事を始めて15年間に2回程この素材の洗面台に遭遇した事が有ります。
建材の丈夫さと汚れの落としやすさはFRPプラスチックと陶器のいいとこ取りをしているように思いました。
価格は高価でしょうがその分お手入れが非常にしやすくしかも丈夫です。
人造大理石、その意外な弱点
一方、人造大理石にも注意を必要とする弱点があります。
人造大理石は塩素と化学反応を起こして黄色く変色することがあるという点です。
人造大理石製の洗面ボウルのクリーニングにおいては、あまり強力な漂白剤は汚れやカビ落としなどでは極力使用を避けて下さい。
塩素系のサンポールの使用も厳禁です。
最後までお読み下さりまして誠にありがとうございました。
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