エアコンクリーニングのサービス料金が業者さんによって違いがあると思うのですが、どうして高い料金の業者さんと安い料金の業者さんの違いあるのですか?!
その違いの大きな要因になるのは何ですか?
まず開業したての業者さんは新規開業キャンペーンで料金が安い時があります。
くらしのマーケットさんとかの比較サイトでは時折見かけますので閑散期は狙い目です。
業者さんも開業したてで口コミを獲得するのに必死ですので懇切丁寧に作業をしてくれると存じます(仕事とは5W1H、いつどこで誰が何をどのような理由でどの様に仕事を行ったか、において常に全力で行うものとは存じますが)
次の来るのは作業で使用する洗剤がエコ洗剤の場合です。
クリーニングにエコ洗剤を使用する場合エコ洗剤は業務用のアルカリ洗剤よりも値段が高価なのでその分のコストがそのまま作業料金に転嫁されます。
これがエアコンクリーニングにおいては業務用の水酸化ナトリウムが主成分のアルカリ洗剤(以下、業務用アルカリ洗剤と表記)を使用している場合は低コストで作業を受けられますので低料金の業者さんは使用する洗剤がまず業務用アルカリ洗剤です。
ただし業務用洗剤と言えど値段が安価だと言って品質に問題があるのでは無く、むしろ洗浄力はエコ洗剤に比べて非常に強力です。
加えて業務用アルカリ洗剤の主成分の水酸化ナトリウムは空気中の2酸化炭素と化学反応を起こして重曹(炭酸水素ナトリウム)になってしまいますのでエアコン内部に微量の洗剤の残留があったとしても長期間は残留しませんので健康被害の可能性は原理的にゼロです(微量を体内に吸い込んでも体内の二酸化炭素と化学反応して重曹になってしまいます。重曹は食品添加物や胃腸薬の原材料です)。
こうした意味合いにおいて業務用アルカリ洗剤は作業中に作業者が取り扱いに注意を要しますが作業終了後は生まれたばかりの赤ちゃんがいたとしても健康上の問題は皆無です。
むしろエコ洗剤の方がクリーニング作業終了後にエアコンを作動させると残留した洗剤の粉が大量に送風口から吹き出てくるといったトラブルが見受けられます。
以上の理由において実は低料金で業務用のアルカリ洗剤を使用する業者さんはエアコンの汚れが良く落ちて環境にも人体にも優しくて値段も安いといういいことづくめのサービス内容なんです。
ただし業務用アルカリ洗剤は取り扱いが非常に慎重を要するのでこれをメインに業務を行う骨のある業者さんはあまりいません。
大概のエアコンクリーニング業者を開業する人は安易にエコ洗剤の使用を選んでいるのが実情で現状です。
では何故(当店含めて)業務用のアルカリ洗剤を使用していながらそこそこ高い料金のエアコンクリーニング業者さんがおられるのか!?
これはエアコンクリーニングは水回りのお掃除で使用するような酸性洗剤等の使用方法、調合等の配分等の面倒な取り扱いこそないものの作業の仕上がり、作業時間の短縮、ひいてはお掃除機能の取り扱いも含めてやはり高品質のサービスをお客様に提供するにおいて不断の努力(=普段の努力)と熟練を要するからです。
クリーニング作業で使用する機材も意欲のある業者さんなら開業当初はアルミフィンへの洗剤の塗布に使用するスプレーも初めは手動だったのが蓄圧式になってと日々の業務の中で作業内容を向上させようと成長します。
もっとも力を入れるとなると高圧洗浄機を洗剤の塗布にも使用して洗剤がかかっていないところを完全に無くす高尚な意識の持ち主のエアコンクリーニング専門業者さんもおられます(当店は家庭用エアコンの一層型のアルミフィンのクリーニングで蓄圧式ポンプを使用しております。W型のアルミフィンの場合は正直こちらの業者さんをお勧めしてしまいます)
手動式のスプレーもかつて当店ではこれを使用してそれはもうかけ漏らしの無い様に一生懸命アルミフィンに洗剤を吹きかけておりましたが蓄圧式ポンプに変更してから使用する洗剤の量がスプレーと比べて5倍ほど増量になって汚れやにおいの落ち具合が明らかに向上しました。
こうした感じで頑張るエアコンクリーニング業者さんは日々業務内容が変遷進歩しますので仕上がりのクオリティの向上に付随してどうしても機材の充実と人的サービスの熟練向上が料金に反映されるわけです。
水酸化ナトリウムが原料のアルカリ洗剤を使用しているエアコンクリーニング業者さんで料金の高いところは技術レベルが相当高くなおかつ信頼できる業者さんと判断して差し支えないです。
じゃあその熟練したエアコンクリーニング技術でうちのエアコンのクリーニングでも活躍してもらおうじゃないか?!
が、がんばいります!(汗)
最後までお読み下さりまして誠にありがとうございました。
ビフォーアフター写真をこちらに多数掲載しておりますので是非ご覧下さい!
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