ハウスクリーニング業者さんはどんな汚れが苦手なんですか!?
ハウスクリーニング業者さんが一番手ごわいと思う汚れはどんな汚れですか?
またそれは時間をかければ綺麗になりますか?
(横浜市磯子区I様よりのご質問)
ハウスクリーニングが難しいのは何と言ってもお風呂場の汚れです!
ハウスクリーニング業者さんが一番手強いと考える汚れは浴室の水あか(シリカスケール)です。
どの業者さんでもそう考えていると存じます。
お風呂場以外の水回り、例えばキッチンなどの油汚れは洗剤を強くする(アルカリを強アルカリにする。洗剤の濃度を上げる)事である程度の対応が可能です。
トイレも最終的には酸の威力による汚れの除去になります。
最終的な仕上げ洗浄までにやや面倒なプロセスを要しますが。
ところで浴室の水あかは酸を強酸にする、アルカリを強アルカリにするといった洗剤の威力のパワーアップでのアプローチで汚れを除去をすることが極めて難しいです。
例えば浴室の各設備に塩酸や硝酸が原料の強力タイプ洗剤を塗布します。
そうしますと短い時間でも浴室内の床、金属、壁パネル等の設備が腐食を起こして表面のはがれが生ずるリスクが伴います。
では逆に浴室の設備を傷めない様に洗剤を安全なレベルに薄めて使用します。
そうした場合は設備は痛みませんが洗剤の洗浄力が弱いので今度は汚れが落ちません。
蛇口金属や床の汚れなどはベトコなどの研磨剤を洗剤と併用しての洗浄が可能です。
その場合、洗剤は汚れにそれほど浸透しておらず汚れの落ちやすさにはほとんど影響が無い気持ち程度の作用です。
実質研磨剤のみでの洗浄作業になります。
これが非常に大変で相当に体力を要します。
そうした研磨剤主体のスタイルでお仕事をしていても最終的には落とせない汚れに多く遭遇して行き詰まりを見せます。
ハウスクリーニング業者さんはお風呂場の汚れのこうした多くのジレンマに本当に頭を抱えて悩んでおります。
浴室の汚れをどんな素材や設備でもほぼ100%完全に汚れを落とし切れる技術力を有するハウスクリーニング業者さんは全体の1%程度とかじゃないでしょうか。
一日2件浴室清掃が対応可能な業者さんとかはそれがたとえマンションタイプであったとしてもそこそこ手を抜いて作業をしているか何らかの事由で汚れがあまりない浴室の現場ばかりをご用命、作業できている相当幸運なハウスクリーニング業者さんだと思います。
ちなみに当店ではこういった上記で書いた無理なスタイルのクリーニング作業を避けております。
浴室清掃で使用する何種類かの洗剤の効果的な組み合わせ・塗布する順番・濃度・つけ置き時間の工夫で水あかに対して原理的に根源的に洗剤を作用させて安全に分解除去しております。
最後までお読み下さりまして誠にありがとうございました。
ビフォーアフター写真をこちらに多数掲載しておりますので是非ご覧下さい!
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