エアコン室外機って掃除をした方がいいの!?
エアコンクリーニングと一緒に室外機のクリーニングも頼もうと思っているのですが室外機をクリーニングするメリットはどんなことがありますか?
(横浜市緑区M様よりのご質問)
室外機の清掃は基本的に必要無いです!
室内のエアコン本体のアルミフィンに付着する汚れはカビが主でこれがエアコンの電気代を増やす、冷暖房効率を下げるといった事の原因です。
それに対して室外機のアルミフィンに付着する汚れは砂、泥が主でにおいも関係がありません。
アルミフィンの目詰まりがあまりにひどくなければ、どうしても気になる様でしたら散水ホースのジェット水流で機械部分及びモーターに水がかからないようにしてさっと洗い流せば十分です。
エアコン室外機は汚れに関しては基本的にメンテナンスフリーで設計製造されております。
エアコン本体の様な洗剤を使用しての高圧洗浄等の作業は必要ありません。
考えてみればアルミフィンの汚れで冷暖房の性能が下がる一番の原因は上記の通りカビです。
カビの発生の原因となる結露は暑い中に冷気が生じる、又は寒い部屋で暖気が生じるという状態で発生します。
夏場の熱い部屋でエアコンをつけてお部屋を涼しくしますと暖気と冷気が混ざりあってエアコン本体のアルミフィンには結露が生じます。
室外機には暖気が通ります。
暑い中で暖気が放出されても室外機側のアルミフィンには原理上結露が生じません(生じにくい)。
そういう訳でカビは発生しずらいわけです。
冬場は逆に寒い中に室外機にはお部屋の冷気が通って放出されます。
温度差が生じないので同じ意味合いです。
室外機側のアルミフィンはそうした意味で冷暖性能にマイナスになる汚れが堆積しずらいです。
注意するとしますと
- 室外機の内部に落ち葉などのゴミが大量に入り込んでいる。
- 室外機が狭い場所に設置されていて暖気(冬は冷気)を空気中に逃がすスペースが室外機の周囲に無い。
などの状況環境ですと室外機が原因で冷暖房効率が下がる事が有り得ます。
そうした物理的な問題はクリアするようにご注意下さい(最悪エアコン本体がエラーと認識して動作しなくなります)。
また室外機が直射日光を受けている状況ですと冷暖房の熱交換効率が下がります。
そしてその直射日光が電気代の上昇や故障の原因になります(設置場所が暑いとアルミフィンから暖気を逃がせなくなる為)。
そうした場合は室外機に日よけのカバーなどを取り付けることをお勧め致します。
結論としては室外機はよほど汚れている場合に限り清掃を行わないよりは行った方が多少はマシと言ったところです。
最後までお読み下さりまして誠にありがとうございました。
ビフォーアフター写真をこちらに多数掲載しておりますので是非ご覧下さい!
東京都・神奈川県のエアコンクリーニング・ハウスクリーニングは小島お掃除商会にお任せ下さい!
コメント