①換気扇クリーニングで汚れの除去が難しいケース

ハウスクリーニング業者さんでも落とすのが難しい換気扇の油汚れがあれば教えてください。

下記の写真のような目の細かいフィルターに油汚れがうんと堆積していると業者さんによっては手に負えないケースが生じます(下写真参照)。
基本的には苛性ソーダを溶かしたお湯につけ置きをして油を除去しますが苛性ソーダの投入量等で作業者や業者間において経験値の差が出ます。
投入する苛性ソーダの量が少ないと汚れが除去しきれませんし多すぎますとつけ置き時間によってはアルミ製のフィルターなどは苛性ソーダと化学反応を起こしてドロドロに溶けてしまいます(アルミが溶けて花火の蛇玉の様にお湯からにょきにょき出てきます。経験者・談)
当店ではこのようなケースにおいても苛性ソーダを使用するかアルカリ洗剤を即席でチューンアップして使用するか等汚れの状態状況に応じて的確に判断して設備に無理なくきちんと油汚れを除去しております。

この話の流れで②に続きます。
②アルミ製換気扇フィルター清掃のビフォーアフター写真(チューンアップ洗剤の使用例)

ビフォー写真

ビフォー写真です。
これ位の汚れだと通常はフィルター丸ごと苛性ソーダを溶かしたお湯に漬け込んで油汚れを浮かして除去しますが、そうした場合フィルターのつやも落ちてつや消し状態になってしまいまして美観がイマイチになってしまうのでつやを温存するために苛性ソーダのつけ置きでなく業務用アルカリ洗剤を即席で強力にチューンアップしてそれを使用して普通のお掃除作業をします。
アフター写真

汚れを除去しました。
製品のつやを温存したまま(美観を保ったまま)ほぼ完全にフィルターに付着した油汚れを除去しました。
つけ置きで放っておくみたいな形を取れずにオンタイムの洗浄作業で手間暇は結構かかりました。
苛性ソーダを溶かしたお湯につけ置きですと薬品の後が墨を塗りたくったように後になって美観を損ねて見るも無残になるケースが多いですが業務用アルカリ洗剤のチューンアップをしての洗浄ですとそうしたリスクを避けられるのも大きなメリットです(予算と時間との兼ね合いもありますのできちんと汚れが落ちてさえいれば苛性ソーダの使用も一概に否定は致しません。時と場合により最適な方をチョイスする事が肝要です)
③固まってしまった油の除去事例ビフォーアフター写真

さらにお伺いしますが換気扇の油汚れが固まってしまった場合で業者さんでも落とせない場合がありますか?

換気扇の油汚れは基本的には外せるパーツは外して苛性ソーダを溶かしたお湯へのつけ置き又は油汚れ用に成分調整した当店オリジナル洗剤で対応して汚れを取り切っております。
古い設備で固くこびりついた油汚れも熟練の道具の使いこなしできちんと除去しております。
ビフォー写真(固まった油の除去)

こちらのビフォー写真は設備の設置後おそらく20年は経過して初めて当店で清掃を取り扱ったものと存じます。
アフター写真

汚れを除去しました。
油が堆積して層をなしてしまうと油表面が固まってしまって洗剤を塗布して中まで浸透させることができませんのでまずは建築用のカワスキ等の道具で油の塊をハツってあら取りをしてから洗剤を塗布して油をふやかして仕上げ洗浄を行います。

最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。
ビフォーアフター写真はこちらにもたくさん掲載しておりますので是非ご覧下さい!

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