水回りクリーニング全般の質問と答え2「一番多い水回りクリーニングの依頼か所」

やっぱり何と言ってもお風呂場のお掃除です。

お風呂場の汚れは他のキッチンなどの水回りの油汚れやトイレの尿石の汚れ等と違いまして水道水中の金属成分(ケイ素等のシリカスケール)、皮脂、石鹸カスが複合的に組み合わさって設備に付着します。

そのせいで強固に汚れがたまってしまいます。

これはこうなりますと家庭用の洗剤で除去するのはほとんど不可能になります。

油汚れや尿石汚れは強アルカリや強酸などの洗浄力の高い洗剤を単に使用する事で大体のケースで対応可能です。

キッチンステンレスはアルカリ成分に、トイレの陶器は酸の成分に対してそれぞれ材質的に非常に耐久性があるからです。

ちなみにハウスクリーニングの同業さんで時々おられますが硝酸やフッ化水素アンモニウムが成分の威力の強すぎる洗剤をお風呂場のお掃除で使用します。

そうすると入り口扉の塗装や金属部分、浴槽の表面がやけたりはがれたりのトラブルになります。

そうなりません様に洗剤の選定と使用は工夫と慎重さが求められます。

また浴室の壁パネルは最近は色柄の付いたアクセントパネルが多く採用されております。

これに付着した汚れを金ダワシ等の下手に強力なパッドなどでこすって落とそうとするとパネル表面がたちまち傷だらけになってしまいます。

そうした事情でハウスクリーニング専門の業者さんに洗浄力が高くなおかつ設備と人体、環境に安全と言う二つの事を両立したお仕事をしてくれる業者さんを探しているお客様からのご相談とご依頼が非常に多いです。