エアコンクリーニングの作業が難しいケースってどんなのですか!?
古い機種や海外メーカーなど、清掃業者さんにお掃除をお願いできないエアコンはありますか?
(東京都港区M様よりのご質問)
海外メーカー品がいろんな意味でご対応できないんです!
日本と海外のエアコン設備の違いと事情
海外メーカー品は電圧等の関係上まず日本国内の一般家庭ではお目にかかることは無いと存じます。
海外メーカー品は製品の構造上日本の住宅事情に合わないためほとんどシェアが無くこれのご対応はできません。
おそらく同業他社さんも九分九厘同じと存じます。
余談ですが海外メーカーのエアコンの設計に関する事情を申しますとまずインバーターと言う平たく言うと電気代を節約するための回路が内蔵されていない可能性も高いと存じます。
インターネットで一時期ずいぶん調べたのですが海外のエアコンは電圧の規格の関係もあって電気代が安いんだそうです。
そのため日本製のエアコンに標準的に搭載されているインバーター回路の意味があまり無いらしいです。
また海外の住宅はエアコン設備が日本の様に各部屋に壁掛けタイプが設置されておらず天井にセントラルで大型設備が設置されて各部屋に冷気や暖気が供給される仕組みだそうです(温度調節は各部屋でできるかもしれませんが)
そうした住宅建設の事情の違いもあって海外メーカーのエアコンはそのままの形で日本の住宅に導入ができないという模様です。
エアコンクリーニングをやるべきエアコンの状態とは
ちなみに国内メーカー品のエアコンでもっともエアコンクリーニングを行うべき対象は設置後10年以上の古いエアコンです。
しかもノーマルタイプのお掃除機能の無いタイプのエアコンです。
設置後10年越えのエアコンは汚れの堆積やにおいがひどくすべてのエアコンクリーニングのケースの中で最もエアコンクリーニングを行うメリットが特大になります。
なぜならクリーニングを行う事でアルミフィンの熱交換効率が復活して劇的にそれまでより電気代を安くできるからです。
作業による直接の故障の確率はこれまでの経験上500台に1台程度です。
賃貸住宅にお住まいなどで古いエアコンを長い事使用しているような環境の場合はぜひエアコンクリーニングをお勧め致します。
故障のリスクはゼロではありませんが作業に対して補償が付いている業者さんやプラットホーム、比較サイトに頼めばそうした面も安心です。
エアコンクリーニングのこれから
余談ですが昨今のエネルギーの高騰で海外においても企業やご家庭の電気代が跳ね上がっております。
これまでは重視されなかった電気代の節約という面も世界的に重要視される時代が来るのかもしれません。
ヨーロッパなどは電気代やガス代が前年比10倍とかで高騰の度合いが日本の比ではありません(2023年現在)。
そうなりますと日本製のインバーター内臓のエアコンが一躍注目を浴びてシェアが伸びる時代が来るかもしれません。
日本のお掃除屋さんの洗剤や機材、人的サービスが電気代節約の意味合いで日本の清掃会社が海外進出世界をまたにかける時代が到来するかもと考えたりしております。
尚、お掃除機能付きエアコンに関しては経年劣化による作業後の自然故障リスクの上昇を避けるため取り扱いを製造後概ね8~10年程度までの製品とさせて頂きます。
何卒ご理解ご容赦の程をお願い致します。
最後までお読み下さりまして誠にありがとうございました。
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