ハウスクリーニングこぼれ話「浴室床・浴槽に付いた錆の除去方法」

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小島お掃除商会です。

今回のこぼれ話は浴室の床などに金属製の物を置いて長期間放置してしまって発生した錆の除去方法についてお話します。(東京都杉並区の現場レポート)

なお、この作業内容・方法はかなりの荒業です。

裏技的なもので自分で所有するおうちの浴室設備で行う事は推奨できません。

あくまで賃貸住宅向けのお話です。

そういう意味で賃貸マンションやアパートを所有するオーナー様、物件の管理会社様、清掃業を営む同業者様向けの内容となっております。

その旨ご理解のほどをお願い申し上げます。

実はもともと、この浴室床の錆の除去方法の記事は質問と答えのページに掲載していました。

ですが思案の結果、分譲マンションや一戸建て住宅のオーナー様向け記事が主である質問と答えに掲載するよりも、こうした内部ブログ記事に掲載するべきだと判断しました。

そしてそれを関係各所様に読んで頂いて賃貸住宅の清掃等で活用して頂く事で原状回復の現場でもトラブルにもならずに済んで有意義な結果になるものと存じます。

以下。

浴室床に付いた錆の除去方法

浴室床錆のビフォーアフター写真の用意が現在無いもので誠に申し訳ございません。

浴室の床に付着した錆の除去方法は全ての床材での対応は難しいです。

しかしながら床材の種類によっては対応可能な場合があります。

以下の作業をお試し下さい。

①潤滑油スプレーを試す

まずもらい錆が沈着量が少なく沈着期間が短い軽度の場合はクレ556等の潤滑油スプレーをタオル等に吹いてそれをサビ部分に塗布して下さい。

塗布して数分つけ置いた後に溶剤をふき取ると一緒に錆を除去できる場合があります。 

②パッドで物理的に削り取る

錆の付着が長期間で付着の度合いが強力で潤滑油スプレーを錆に吹きかけてこれでこすり取れなかった場合の対処法です。

まず使用するのは藤原サンディングスポンジです。

これの中目、荒目で錆部分をこする事で物理的に錆の色を除去できます。

スポンジだけで除去しきれない場合はクレンザー等の研磨剤を併用して下さい。

しかしながらこの方法の欠点としては錆と一緒に設備表面のつやなどの表面加工もはがれてしまう事です。

作業後にこれを補修する必要が生じます。

③つやが取れてしまった後の状態の補修を行う

つやがはがれた部分の補修の方法を記述します。

方法としましては錆を除去できた状態で表面をよく水拭きして乾かします。

その後にホームセンターで売られている機械のつやだし用のシリコンスプレーをタオルなどに吹きかけてこれで作業箇所をこすって下さい。

こうする事でタオルでシリコンを塗布した箇所は設備の元々のつやとほぼ変わらないつやを再現できます。

シリコンスプレー自体は家庭用製品は人体に無害です。

素手での作業も可能です。

ただし作業後に浴室を長期間使用している内に塗布した部分のコーティングははがれてしまいます。

そうなりましたら再度同じ作業を行って下さい。

賃貸住宅でしたら入居者さんの入れ替わりのタイミングなどで行うとよいと存じます。

その他塗料素材のつや出しアクリルスプレーで強固にコーティングするという選択肢もございます。

こちらのデメリットとしてはそうした場合仕上がりの状態がイマイチ気に入らなくて気分的に問題が生じても再度の補修が難しくなります。

スプレーの選択に関しては、よくご検討をお願い致します。

またバフィングマシンの研磨によるサビ除去、つや出しは設備が削れ過ぎて穴が開いてしまうリスクがあります。

そうした作業が得意な業者さんに依頼する分には問題無いと存じます。

しかしながら自力で補修作業を行う場合は手の力で行える範囲に留めて下さい。

その上でそれ以上の機械の力を要する作業を行う必要があると判断されましたら専門の補修業者さんに依頼して下さい。

④使用する道具類

藤原サンディングスポンジ
藤原サンディングスポンジ

参考。

藤原サンディンぐスポンジ。

シリコンスプレー
シリコンスプレー

参考。

シリコンスプレー。
 

最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。

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