エアコンクリーニングの質問と答え7「エアコンクリーニングの分解洗浄と完全分解洗浄の違いと問題点」

エアコンクリーニングの質問と答え

エアコンクリーニングの完全分解洗浄って何!?

店長夫人
店長夫人

エアコンクリーニングは本体を分解して洗浄する「分解洗浄」と言う洗浄方法があると聞きました。

そのほかの洗浄方法はありますか?
また「完全分解洗浄」という洗浄方法もあると聞きました。

これらのエアコンの洗浄方法の違いがもしわかれば教えてください。

(東京都豊島区T様よりのご質問)

エアコンクリーニングの洗浄方法はこちらです!

店長
店長

まずエアコンの本体カバーを取り外します。

そして上部のアルミフィンとその下の送風ファンに洗剤を噴霧します。

その後に高圧洗浄機を使用して汚れを除去するのが通常の分解洗浄です。

完全分解洗浄と言う通常の分解洗浄よりももっとエアコンを分解して作業を行う洗浄方法もあります。

これは通常の分解洗浄に加えて更にエアコンをアルミフィン、送風ファン、電子基板、電源配線部分を全て分解して取り外しします。

そしてそれぞれ個別に洗浄してそれを元通りに組み立てます。

完全分解洗浄ではエアコン内部の部品を全部バラバラに分解します。

通常の分解洗浄はカバーやフィルターなどの取り外しまででこうした機械部分までの分解は行いません。

ちなみにお掃除機能付きエアコンはお掃除ユニットは分解して取り外します。

これは通常の分解洗浄の範囲です。

お掃除機能付きのエアコンクリーニングは分解、洗浄、組み立てにそれぞれ作業時間が加算されますのでその分料金も加算になります。

お掃除機能付きエアコンのクリーニングのトラブルエピソードです!

お掃除機能付きエアコンのずさんな修理履歴が!

店長
店長

過去にエアコンの分解洗浄を行った時の経験談です。

そのエアコンには修理履歴もしくは完全分解洗浄を行った形跡がありました。

なぜそれがわかったかと申しますとそのエアコンはお掃除機能付きのタイプでした。

お掃除機能ユニットの分解は手順が必ず決まっております。

当たり前の話ですがエアコンクリーニングにおける分解作業はメーカーの工場での製造時に組み立てる手順と逆の手順で分解を行います。

その手順の途中でどうしてもドライバーを手にした人力で外せない強く固く締められたネジがありました。

これが外せないとお掃除ユニットの分解が進められないという状況に直面しました。

これは明らかに次の作業者がネジを外せない様に意図的にネジを機械的の力で固く締めていと推測されます。

ただしその現場では修理履歴等を書類上で調べようがありませんでした。

状況証拠による判断になります。

おそらく過去に修理又は完全分解によるエアコンクリーニングが行われていたものと推測できます。

メーカー出荷時にこのような蛮行が行われるはずはありません。

そうしますと将来エアコンが故障等のトラブルに見舞われた時にメーカーのサービスマンさんが修理等の作業ができなってしまうからです。

そうした自分たちが困るような真似をするとは原理上到底考えられません。

つまり新規でエアコンを設置後にどこかの段階で故障の類の事が起こりエアコン本体カバーを外して配線を分解する事象が起きたと推測できるわけです。

当時の当店の対応としましてはそのネジの取り外しは結局諦めました。

ネジ一つで過去においてその様なデタラメをされている状態です。

内部のケーブル類もどう元の状態と違う配置をされているか計り知れませんでした。

配線の断線等のトラブルの危険の危険を避けるために作業はそこで中止にしました。

同業者さんはエアコンのこんな事にご注意下さい!

店長
店長

これが当時の作業者が何かしらの悪意をもって確信犯で行われていたかどうかは今となっては計り知れません。

しかしながら低レベルで悪質な作業が過去にこのエアコンで行われたことは間違いありませんでした。

おかげで当店は甚だ迷惑を受けました。

そうした訳で現在はお掃除機能付きエアコンで過去に修理履歴がある、又は完全分解クリーニングが行われているエアコンはその時エアコンを取り扱った業者さんが残したリスクファクターを当店が背負う事はできません。

上記の通り作業の途中でもそうした判別は可能です。

よってそうしたエアコンに対しては基本的に取り扱いをお断りさせて頂いております。

しかしながらお客様がそうした不発弾を抱えたエアコンにおける作業の作業中の故障やトラブルのリスクを受容して頂ける場合は一生懸命クリーニング作業をさせて頂きます。

同業者さんに対しても注意喚起です。

過去にその様なでたらめなメンテナンス等の取り扱いがされているエアコンのクリーニングはトラブルに合う可能性が高いのでご対応に当たっては十分に注意が必要となります。

配線、パーツが多いお掃除機能付きエアコンは特にその必要性が高いと言えます。

完全分解クリーニングはそれほどまでにエアコンの状態において状況の理解力と確認能力、神経質さが要求されます。

案外当時このエアコンの修理又はクリーニングを行っている業者さん自身がこうしたリスクや問題に自分自身で何も気が付かないで作業を行っている可能性もあります。

店長
店長

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店長
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